前回あらすじ
タイトゥーホテルのビュッフェ
エチオピアの有名なホテル、
タイトゥーホテルはレストランが併設されていてビュッフェを食べる事ができた。
エチオピアの中では
タイトゥーホテルは高級な部類のホテルだと思う。
ビュッフェとコーラで86ブル
飯があまり美味しくないエチオピアだが
ここのビュッフェは美味しかった！
子供のスリ集団
有名なブロガーさんの記事で
エチオピアには
子供のスリ集団がいると書かれていた。
子供やったら大丈夫やろうと
思っていたし、万が一のために警戒してたけど、やられちゃったね。
完全にやられた。
はい、子供達に財布盗まれました。
腹立つわぁ〜笑
そして
情けない。。
子供のスリ集団の手口
明日アルバミンチに向かうので
アルバミンチ行きのバスのチケットを買うために
アディスアベバの中心地まで行こうと
ホセさん、ドリームさん、俺の3人で
中心地行きのバン乗り場まで歩いてると
行き交う人混みの中で
1人の高校生？くらいの奴が
俺の腕を掴んで
ゴリゴリ。
は！？急に何！？
痛いねん！と言うと少し離れて
また近づいてきて
俺の腕をゴリゴリ。
痛いって！
何回もするし、
何か様子がおかしかったし、
もしかしてこの子、障害者？
って思って強くは怒れへんかったけど
(だって意味分からんやん、街中で歩いてたら急に腕をゴリゴリされるって)
また
ゴリゴリしてきよったから
だから痛いって！！
って言うたらどっか行きよった。
と、その時
ホセさんが
おい、シンタマン
今、取られてたぞ。
と。
ホセさんは
俺の財布と持っていた。
マジか！？
あれ！ポケットのチャック開いてる！？
ホセさんは
別の少年？が俺の財布を持ってるのも見て
取り返してくれたらしい。
でも俺はカード用と現金用の2つの財布を持っていた。
現地通貨(エチオピアブル)を入れていた方の財布は盗られていた。
さすがにホセさんも
2つ財布が盗まれていたなんて思ってもいなかったと思う。
まじかよ！！
チャック付きのポケットに入れてたのに！！
甘かったァ
しかも、カード用と現金用で2つの財布で分けてたのに同じポケットに入れてたら同じやわなぁ、、、
なるほどなるほど
1人が俺の腕をゴリゴリして俺の意識を逸らしてる間に仲間の1人がポケットのチャックを少しずつ開けて財布を盗んでいたんやと思う。
子供達が周りにいたけど、
ゴリゴリしてきたのは高校生くらいの子(他は小学生くらい)で
まさかスリ集団の子とは思わへんかった。
ほんで挙動不審な感じやったから
まじで障害者系の子なんかなと思った。
盗られてたよとホセさんに言われた瞬間
辺りを見渡したが
そいつの姿はもうどこにも無く
人混みに消えていってた。
こういう時って周りにいる現地民、
全員が敵に見えてくる。
頭がカッ！となって
心臓バクバクしてた。
近くにおったら取り返しに行ってたかもしれん。
でも
国によっちゃぁ、
取り返そうとして殺されてるケースもあるから
今回は良い勉強になったと思っておこう。
イタリアで荷物盗られた事があったけど
ヨーロッパとアフリカは全然違うからなぁ
ただ手口は何となく似てたなぁ、、
もうええって！子供のスリ集団
現金を失った俺は
ホセさんに借金し(本当にありがたい)
首都アディスアベバの中心地に辿り着く事ができた。
バンを降りて、
バス会社へ向かう途中
子供達が寄ってきた。
言われんでも分かる。
典型的な子供のスリ集団やな。って。
3人全員怪しいと思ったんだろう、
普段あんなに温厚なホセさんが
体に触ろうとしてきた子供にキレてた。
まぁ子供と言えども
犯罪する窃盗集団やからなぁ。
もうコリゴリやって
さっき俺、盗られたばっかやし、、
子供達は退いていったが
また
別の集団がどこからともなく現れて
俺たちを囲った。
1人は大きめのダンボール？ノート？を持っていた。
おそらくこれは
ヨーロッパでよくある手法の1つで
アンケート等をとるふりをして
ボードの下から荷物を盗る方法がある。
たぶん
それをするために
死角を作るためにわざわざこんなのを持ってきているのだと思う。
こいつらも
触るなと言って、
近づけさせなかった。
子供やからって油断してしまうけど
やはり首都は危ない。
中心地の子供たちは
明らかに怪しかった。
本間は子供たちと一緒に遊んだりしたいけど、
ここの子供達は擦れに擦れてるから無理やろうな。
あー気引き締めていかないとな。
完全に油断してた。
