前回あらすじ
謎の大男
子供スリ集団に財布を盗られ、
その後もまた別の集団に寄ってこられたが
追い払い
一件落着と思いきや
次は謎の大男が話しかけてきた。
おい、どこに行くんだ。
バス会社に行こうとしてる。
こっちだついて来い。
↓謎の大男は何故か俺たちを急に案内しだした。
もうね、怪しすぎる。
タイトゥーホテルの近くにも
よくこういう急に話しかけてきて
自分の店に連れていこうとする連中が多かったから。
体もゴツイし(180〜190センチくらい？)、
顔も少々イカつめ
このバンに乗るんだ。
怪しいと思ってるけど、
バス会社に連れていってくれるならと思い、
謎の大男を信じてついて行って見る事にした。
バンの乗車賃は
何故か大男が払ってくれた。
ん？？？
ええ奴？
訳がわからん。
急に話しかけられて
自分達は日本人でバス会社に行きたいと言うと
案内してくれてバンの乗車賃まで出してくれた。
そして俺たちはバス会社に到着した。
何故こんなに優しくしてくれるのか？
この人、怪しいと思ったから聞いてみたら
俺はOsakaに友達がいて
日本人にお世話になったからだよ。と。
んーー、ええ奴！
でも、信頼できひんねんなぁ
日本に友達いるとか言うやつ。。
なんせエジプトのマフィアの手口がそれに似たやつやったからなぁ、、
謎の大男は
バス会社の中まで入ってきて
俺たちがチケットを買ってる間もずっと待っていた。
よくいる怪しいと思うやつは
とにかくおしゃべりが多い。
だが、この大男は基本的に無口で
必要な時だけ話す。
シャイなのか、それとも強い人なのか。
チケットを買って外に出て
謎の大男にありがとうと言うと
大男は去っていった。
なんやったんやろ。
ただのええ奴やん。。
まぁ、もしかしたら何かを企んでたけど
俺らがやけに怪しむから何もしなかったんかもしれんけど
怪しみすぎやろ！って思われるかもやけど
数十分前に財布盗られてる街で警戒しすぎにこした事はないやろ？笑
大量の現金を下ろす
バス会社からは
タクシーでタイトゥーホテルまで帰ってきた。
そして
タイトゥーホテルに併設されているATMでエチオピアブルをおろした。
3000エチオピアブルとなると札束
マリアとお別れ。
ダナキル砂漠ツアーで知り合った
マリアと夕ご飯を食べる事なった。
マリアは見知らぬ黒人2人を連れてきた。
そりゃこんな綺麗なヨーロピアンに誘われたらついてくるわなぁ
黒人はツアー会社の人らしい。
まぁマリアは結構歳いってるけど
めっちゃ綺麗。
口癖が
カモ〜ンで
ほんまにしょっちゅう言うてた。
オーマイガーくらいのノリで
カモ〜ンって言うてたなぁ
連れて来られたのは結構いいレストラン。
きっと観光客向けのレストランやろう。
ビールとパスタで90ブル
味はエチオピアの料理の中ではマシな部類。笑
こういうレストランでも
トイレは安定の便座無し。
まぁこれも慣れた
最後に
記念撮影してお店を出た。
やはり夜のこの辺りは
あまり良い雰囲気では無いかもね。
食事中
マリアがこれからの事について
聞いてきた。
マリアとは民族巡りをしようとしたが
結局別々に行動する事になったが、
マリアは知り合いのエチオピア人(一緒に食べてた黒人)を通して
ツアーを提案してくれた。
ツアーというか、 マリアの知り合いのエチオピア人の繋がりで ツアー会社の人が 俺たちが行きたい民族を見させてくれるというのだ。
明日、アルバミンチでバスを降りて
そこで彼ら(黒人の知り合い)と合流して
アルバミンチからコンソという所へ行き、
民族巡りをするプランだった。
値段も安く抑えてくれたし
俺たちは納得してそのプランで行動する事を決めた。
マリアは来ないので
電話番号を教えてくれて
何かトラブルがあった場合は
この番号にかけてきて！
と、別行動するのに
心強いて優しい対応だった。
マリアはスペイン人、
最後はビズー(ほっぺたチュッチュの挨拶)をしてマリアとはお別れした。
↓タイトゥーホテルの前には警備員が常時いるから安心できた
変な奴についてこられても(結構よくある)
この門の中にさえ入れば
警備員がいるのでそれ以上ついてくることは無かった。
おまけ
買ったバナナが双子？やった！
中は別々なんかなぁと思い、開けてみると
なんと中もくっついてた！
日本で見た事ないバナナの形やったから
嬉しかったわ笑
