前回あらすじ
メケレへ行くはずが、、
夜行バスは寝てる間に目的地へ着くし最高やけど、昼間のバスは景色を見れるというメリットがある。
ただ山道ばっかで
ほんまにしんどい。
↑バスはこんなん。
現地の人も意外と酔ってて
ゲロ袋にゲロを吐いちゃったら、
窓からゲロ袋ごと捨ててた。
しんどいのは皆一緒やった笑
運転手も結構なスピードを出すから、
余計しんどかった。
バスが止まって皆が降りだした。
トイレ休憩だ。
と言っても、男も女もみんな山の中へずんずん入っていく。
皆それぞれのポジションで用を足していた。
休憩が終わり
バスが出発した。
するとバス内が騒がしくなり、
(止まってくれ!ってな感じやった。)
少し進んだ所でまたバスが停まった。
バスの後ろの方から
男2人がやってきた。
山に入りすぎて忘れられてたのかな?
2人は何やら大量の枝を担いでバスに乗り込んで来た。。
何!?コレ!?
しかもそれを、、その枝を、、
皆でパクパク食べ始めた!!
何コレ!?まさに何コレ!
葉っぱだけを食べて枝は下に捨てるから
車内はどんどん枝だらけになっていった。
夕方頃
バスはよく分からない町に着き、
学校のような所の横に停車。
一応ホテルのようだ。
皆が一斉に降りていき、
急に皆がいなくなった。
運転手に聞くと次は10時に出発だ!
と言っていたので
夕食休憩なんかな?
皆、夕食を食べに行ったんだろう。
と思い俺らも夕食を食べに。
異世界かな?全く読めないメニュー
適当に飯屋っぽい所に行って、
話が通じひんから、メニューを貰うも、、
あれ?デジモンワールド?
まるでゲームかアニメかの世界にあるような
文字のメニュー
読めるか笑
コーラは分かってくれて
他は適当に頼んだ。
案外当たりやった笑
夕食は31ブル。
腹ごしらえはOK。
バスの付近へ戻るが
乗ってた人達がまるでいない。
なぜ?
今何時?と聞くと時計とは全然違う時間を皆が言うのだ。
まさか!!!
エチオピアタイムと言うものを誰かが口にした。
エチオピアとは、
アフリカの時間でもない、エチオピア独自の時間だ。
それや!
だから皆、一目散で宿に行ってたんか!
俺たちも宿を探さないと。色々歩いて回ったが結構な値段する。明日の朝には出発するのに。
色んな人に聞いて分かったが
10時に出発という事は朝の4時に出発という事だった。
ややこしぃ〜!!!!
南京虫大国エチオピア
バスが停まった所の横にあった学校のようなホテルの付近にいた青年たちに空き部屋があるかと聞いたら、
青年達が部屋を案内してくれた。
早朝までだからという事で
3人一部屋でワンベッドにした。
部屋は3人で200ブル。
たぶんぼったくっていたのだろう。
斡旋料的なもののやり取りが垣間見えた。
お金を払って、くつろごうとした時
ホセさんかドリームさんが
あ、なにこれ?南京虫??
分かるだろうか?壁についてる虫が。
茶色の六角形の体、、、南京虫や!!
1匹見つけたらどんどんどんどん現れて、
寝るのを断念して、荷物だけ置いて外へ出た。
あんな所に泊まったらひとたまりもない。
結構そこの宿お客さん泊まってたし(窓が空いてるのでそこから中が丸見えやった)、
黒人には刺さへんのかなぁ??
普通にベッドで寝てる人とかおったし、、
外に出て、適当にプラプラ歩いてると
飲んでいきなよって
噂のコーヒーセレモニーに呼ばれた。
エチオピアといえばコーヒー?
コーヒーを皆にいれてくれた。
本場のコーヒーを飲むと、、
美味しぃぃぃぃい。
めちゃくちゃ美味しかったけど、
たぶんめちゃくちゃ砂糖入れてたと思う。
こっちの人、めっちゃ砂糖入れてたから。
ここでもまたバスで見た枝を食べてる人がいた。
彼は俺らにくれた。
ひたすらに不味かった。
実はこの葉っぱ、日本などでは麻薬として禁止なもの。言わば覚醒植物なのだ。
名前はチャット(カートやチャートとも言う)
これを永遠に噛んでると
気持ちよくなるらしい。
全然知識は無かったが、
たぶん誰もこんな葉っぱハマらんと思う。
日本人は。。
だって超不味いんやもん笑
普通の葉っぱやった笑
コーヒーを嗜んでいると
子ども達が近づいてきた。