前回あらすじ
完全に日記感覚で書いてますが、
また後々、アフリカ縦断ルートの詳細や料金や泊まった宿の場所も記事にします。
窓からバオバブの木
朝8時頃、朝食を係員が持ってきたから騒がしくて起きた。
俺は朝食を頼んで無いので食べず、外の風景を眺めたり、
本を読んで過ごした。
外を眺めてたら、
奇怪な大きな木が稀にある。
おそらくバオバブの木!!
↑写真左の大きな木、恐らくバオバブの木。
マダガスカル島に巨大なバオバブの木が並んでいる、
バオバブ並木が有名な観光スポットやけど、
もうこれでマダガスカル島に行かなくて済んだな。笑
(マダガスカル島のバオバブ並木は大きさも形も凄いのでいつかは訪れてみたい。)
この辺にも普通に生えてるんやなぁ。
13時頃、ムベヤ駅に停車。
マラウイに行く人はここで降りていく。
車内探検
停車して時間があったので、タンザン鉄道の車内をぶらぶら。
洗面所。
トイレ。
駅の反対側はこんな感じ。
古びたコンテナ車があるだけで、
特に何もない。
大きな荷物を持ってみんな降りていく。
車両が長すぎて駅のホームに収まりきっていない。
こちらは食堂車両。
昨日ここで夕飯を食べた。
その奥に簡易なBARの様なスペースがある。
品揃えは悪い。
ここは厨房かな?
まだ出発しないので、
外に出てみたりする。
ムベヤ駅の前は凄い行列ができていた。
また車内に戻り探索。
ここは3等級の席のよう。
全体的にかなり綺麗。
当たりの車両やったんやな。きっと。
ばっきばきに割れてる窓もあったけど。
窓から見えるアフリカあるある。
頭に荷物載せがち。
大きな荷物を頭に載せて
移動してた。
よく見かける光景。
これが一番運びやすいんやろな。
こちらは地元民が利用するのであろう、4等級の座席。
どんなけ荷物積んでてん。
引っ越しかよ。
ムベヤ出発
荷物を降ろすと、
ようやく電車は出発。
窓からの景色が最高に良い。
高い山に、果てしなく広がる緑。
窓から顔を覗けば、
ながーーーーーい車両を見ることができる。
不思議な光景が目の前に現れた。
屋根が全て銀色の町が出現。
見渡す限り、全ての家の屋根が銀色。
めっちゃ光ってる。
トタン屋根??安いから、この屋根なんかな。
理由は分からん。
子供たちが何かを叫びながら
手を振ってくれる。
長い鉄道が珍しいからだろうか、
どこの町でも結構子供たちは手を振ってくる。
その光景がすごく好き。
また子供たちが手を振っている。
あ、青い屋根の家があった。
MBALIZI駅
電車は駅に停車。
MBALIZI駅。
読み方は分からん。
すぐに出発した。
手を振ってくる子供だけじゃなく
電車を自転車で追いかけてくる子供もいる。
なんかすっごいのどかな風景。
ぼーっと、景色を眺めてる。
ギブミーマネー
どこかの駅で停車した時、
子供たちが寄ってきた。
彼らはGIVE ME MONEY(お金ちょうだい)と言ってきた。
これもアフリカあるあるかな。
たまにある。
まぁ、英語を分かってないフリをしてとぼける。
言うてきた奴が一番綺麗な服を着てた。
他の子、ボロボロの服着てるのに
そいつはサッカーのええ服着てた。
エチオピアでもあったなぁ、
やたらお金や物をほしがる子供が結構綺麗な服着てて
物乞いしない子供がボロボロの服着てて違和感を覚えた事が。
空のペットボトルを集めてる子がいたし、
窓から投げようとしたら2人の子供がすぐに駆け寄ってきた。
空のペットボトルやから全然あげるけど、
こんなんどうするんやろ。
エチオピアでもペットボトル集めてる子供いたなぁ。。
前から恐らくカピリムポシからタンザニア・ダルエスサラーム行きの電車が走ってきた。
向こうはこの車両とは違ってボロボロ。
俺が最初に想像してたタンザン鉄道やった。
中には旅行客と思われる欧米人も乗ってた。
やっこの車両は当たりなんや。
欧米人どんまい。
その後も相変わらず、壮大な景色が続く。
あ~、やっぱり下のベッドにすればよかったな。
BAR車両の横のくつろぎスペースから
景色を眺める。
あ、またバオバブ!
↑右端の大きな木。
車内でおっちゃんが声をかけてきた。
両替商だ。
もうそろそろザンビアに入ると言うことやろう。
手持ちの残金12000タンザニアシリング。
10000タンザニアシリングが40クワチャ
2000タンザニアシリングが8クワチャ
って言われたから、
交渉で12000タンザニアシリングで50クワチャにしてもらった。
でも、50クワチャやと鉄道を降りた後、ルサカに行って、その後のリビングストーンまで行けへんな。どないしよ。
また両替商のおっちゃんが来た時に、
USドルでも両替できるか聞いたら、できるよって言われたので
20USドルを両替。
20USドルなら200クワチャやと。
アプリでは217クワチャぐらいやから、もう少し頑張ってくれへんかな。
210クワチャにしてって頼んだら、
そのアプリ見せろって言われて見せたら、どーたらこーたら言うてる。
まぁ商売ならんもんなぁ。
205クワチャも無理?て言うたら
厳しいわぁって顔をしたので諦めた。
何十円の差やねんけどな。
どこかの駅で停車。
おばちゃんかおっちゃんか分からんイカつい人が隣の線路に座りだした。
めっちゃ強そう。
おばちゃんやった。
こんな短髪でイカつい座り方されたら分からんてぇ。
日本でもこういう人いるよな。
おっちゃんかおばちゃんか分からん人。
アフリカは短髪系女子が多いから特に分かりづらい。
バナナ売り
両替をして、
これで持ち金は250クワチャと小銭の300タンザニアシリング。
小銭のタンザニアシリングは両替してくれへんやろと思ってしなかった。
そんな事を思ってたら、電車は停車した。
バナナ売りの子供や大人たちがやってきた。
いっぱい買っていく人もいる。
買ってる人に、バナナはいくら?って聞いたら
1000(タンザニアシリング)や!と教えてくれた。
まぁ、余った小銭の300タンザニアシリング分買えたら良いか。
日本円で15円くらいやしバナナ1本かな。
とりあえず売りに来たおばちゃん300タンザニアシリング渡して
2本貰えるかな?って思ってツーピースって言うたら
小さいのやけど5本もくれた。
ラッキー!
食べやすそうやし、安いし、残ってる小銭も使えたし。
おばちゃんありがとう!
そして、またくつろぎコーナーへ戻った。