【ケニア→タンザニア】国境怪しいヤツばっかりやん！

前回あらすじ

ダルエスサラーム行き

 早朝５時２０分起床。

昨日の夜に荷物準備しといて良かった。

ドリームさんはぐっすり眠ってたから、起こさないように

出てきた。

お別れの言葉とかは無いけど、ドリームさんもアフリカを南下するって言うてたから

またどっかで会うやろ。

共有スペースに行くと

黒人のスタッフが寝てた。

外に出るときは扉を開けてくれた。

(入り口は鉄格子に鍵がかかっている。)

外はまだ暗い。

でも、まぁまぁ人がおるし危険な香りはしなかった。

きょろきょろせんと真っすぐバス会社まで。

久々に単独行動やなぁ。

TAHMEED バスのオフィスの前からバスは出発する。

スタッフっぽい人に事前に買っていたチケットを見せたら

ここで待っとけと言われた。

バス会社はニューケニアロッジから遠くない。

左の赤いポイントがニューケニアロッジ。

さっきと違う黒人のスタッフに行き先を聞かれて、チケットも渡すと

名前と行き先を記入していた。

チケットを返され、荷物を渡してバスに乗り込む。

結構立派なバス。

入口のドアにFree WiFiのマークが。 まっさかなぁw

バスは予想以上に良いバスだ。

ライトがすっごい青やけど。

USBを差し込むやつあるやん！！充電が無くなる心配も無し！

リクライニングもできる！

WiFiもある！でもパスワード分からんっ

次の休憩の時にでも聞こう。

バスは朝６時に出発。

そっこーで寝た。

数時間後、なぜか起こされた。

なんか言うてる。

ん？両替商か。

455ケニアシリング持ってると言ったら、

450ケニアシリングで9000タンザニアシリングや。っていうて

9000タンザニアシリングに替えてそそくさと離れていった。

くそっ！！寝起きを襲うなんて！

ちゃんと頭回らんまま両替してもうた。

でもレートは悪くは無いと思う。

まぁ日本円で500円くらいの両替やしええっか。

国が変わると通貨が変わる。

単位が変わるから慣れのにまた時間かかるなぁ。

 

国境は大変

その後すぐにイミグレに到着。

イエローカード見せてって言われた。(黄熱病予防接種のカード)

出国手続き。

なーんか怪しそうなやつおるなぁ。

Japanese?

俺はKoreanとかJapaneseとかを見分けられるから。とか言いながら付いてくる。

こういう所で話しかけてくる奴は十中八九怪しい奴やねん。

色々教えてチップ目当てかな。

出国手続き自体は行き先を告げてあっさり完了。

その後イミグレでたら予想通り、さっきのやつ両替していけとか言うてる。

関わりたくないなぁ。笑

でも、タンザニア側のイミグレの場所わからへんなぁ

近くにいた警官っぽい人に聞いたらすんなり次の場所を教えてくれた。

タンザニア側の入国審査の時も怪しいやつだらけ

なんでこんなに意味分からん奴が出入りできるん。

両替商として入ってるんかな。

案の定付いてくるし。色々教えてくる、、、

いやいや聞いてないって。。

まぁでも、記入用紙の英語とか読めへんし、タンザニアの泊まる住所とか電話番号とか色々そいつに教えてもらった笑

そこからが結構時間かかった。

タンザニアの入国ビザは50ドル。

関係の無い黒人が俺にドル持ってるんか？って聞いてきた。

100ドル紙幣し無かったから、

100ドル見せたら、交換したろって言うてきた。

あ？

絶対怪しいやんコイツ。いきなり現れて何やねん。

(まぁでも100ドル紙幣って額が大きいし、

お釣りとかも用意されて無い所もあるしなぁ)

絶対両替商のやつやんって思って

入国審査の係の人がノープロブレム！って言うてきた。

だから俺はこの人にお金を渡してもノープロブレムやと理解して

お金をその黒人に渡した。

黒人は１００ドルを持ってどこかに両替をしに行った。

数分後、帰ってきた黒人の手には

５０ドルとなんぼかのタンザニアシリング。

ふざけんな。やっぱり両替商やんけ。

タンザニアでこのシリングが必要やろ？って。

絶対レート悪いやろが。

無理じゃ。

５０ドルと５０ドルにして持って来いって言うたら

この話はおじゃんや。みたいな事を言うてる。

シリングのレート調べてる間にそいつがおらんくなるのも嫌やし、

明らかに騙されてそうな予感がしたから、

100ドルにして返してもらった。

んで、入国審査のやつにビザ代100ドル渡した。

ノーチェンジみたいな事言うてるけど大丈夫やろ。

入国のスタンプ押されて、

お釣りの５０ドルも返ってきた。

なんやねん！お釣りあるんかい。

時間損した。

結構バスを待たしてたらしく

俺がバスに乗った瞬間に出発した。

他のお客さん、すいません。

WiFiのパスワードを聞いたら教えてくれたけど

繋がらへんかった。

バス内ではボブサップが出てる映画が流れてた。

外を見てるとたまにマサイ族がいた。

赤マント。マサイ族やな。

景色はほとんど何も無いサバンナが広がっているだけ。

途中、こんな感じで物売りが近寄ってくるが

なんせ窓が高いし、窓を開けなければ買う事が出来ない。

途中トイレ休憩などで停車するが

そういうところでも果物を買う事が出来る。

大量に並べられた果物。

バナナを３本購入。

いっぱい買っても早く食べなグチュグチュなるしなぁ。

休憩場所はこんな感じ。



映画はずっと流れてた。

ジャッキーチェンとか中国人の映画ばっかりで全部格闘系かアクション系やった。

ずっとアクション系やった最後の最後で

アフリカンキャットっていうサファリとかライオンとかの動画が流れてた。

ダルエスサラームに到着

２０時頃、タンザニア・ダルエスサラームに到着。

結構、今日泊まる予定の宿から近いところで降ろしてもらえた。

バスから出たら

タクシーの客引きが声かけてくるけど

フル無視で。

もう歩いて宿まで向かうことにした。

でも、暗いし、悪名高い町やから結構不安。

早歩きで宿に向かった。

本日の宿(YWCA)に

着いてからチェックインしてお金が無かったから

ATMに向かった。

↑ドミトリーの扉

400000タンザニアシリングを降ろした。

うわぁ、多い多い！札束やん。

宿泊費(15000タンザニアシリング)を払って

夕飯探しに。

インド人多っ！

この地区だけかもしれないが

インド系の顔が多い。

モスク的な所もある。

バレーボール大会もしてて盛り上がってるけど、

インド人の集まり。

レストランがあったから入店。

優しそうなインド人が働いていた。

ホールはおそらくタンザニア人。

宗教的な事か、ここはベジタリアンの店やった。

ハッカヌードルと水を注文。

7000タンザニアシリング(400円くらい)

まぁまぁうまいやーーん！

これからご飯で困ったらここ来よ。

帰りにバレーボール大会の様子を見に行ったけど、皆楽しそうやった笑

その後は宿に帰って、シャワー浴びて

パンツとか手洗いして部屋干し。

やっぱりさっきタンザニアシリング、

多すぎやって。

金持ちや。

明日はスペシャルゲストが来ます！笑

僕らのダルエスサラーム: 知られていない本当のアフリカの“素顔”、アフリカの彼の地で生き抜く”狡猾な知恵”、アフリカ人との愉快な”コミュニケーション“、タンザニアで繰り広げられた真実の軌跡を公開。