前回あらすじ
マサイの村で見る朝日
今日は朝一から日の出をみる予定だ。
昨日、マサイ族の事を色々教えてくれた彼が
連れて行ってくれるそうだ。
朝食もバイキング形式で
これはエチオピアのインジェラの様にも見えるが
クレープ生地のような物とウインナーだ。
朝食を終え、日の出が見える場所まで歩いていく。
学校の様な建物が見える。結構立派だ。
もう結構、明るくなってきたけど大丈夫かな?笑
アフリカのケニアでも朝方は結構冷える。
それでも薄着にマサイ族のマントだけで彼らは生活している。
もう既に朝日は出てきていた。
昨日マサイ族の彼から買ったマントを羽織っている。
結構、絵になってる。
太陽が半分ほど顔を出していた。
かなり学校にも近づいていた。
こんな朝早いのに生徒らしき人が数人いる。
まるで日本の高校の朝練前の様な光景だ。
朝早くから学校で歯を磨いていた。
彼が見せたかったのはおそらくここでの朝日では無いだろうが、
良いものが見れた。
日の出を見た後は、マサイ族の集落へ向かう。
マサイ族の集落へ
マサイ族は本来は
ケニアとタンザニア関係なくこの辺りを行き来する遊牧民だった。
時代とともにマサイ族の生活の姿も変化していった。
今現在は、都心部でセキュリティなどをして生計を立ててる人も少なくない。
案内してくれた彼の集落へ訪れた。
円状に家が建てられている。
中心部では家畜が飼われていた。
家の壁は牛の糞と泥で作られているそうだ。
家の前には学校に行く制服を着た子供がいた。
立派な格好をしている。
マサイ族の子供は学校にはしっかり行かせるらしい。
何やら被り物をして見せてくれた。
これはライオンのタテガミから作ったものらしい。
この辺りにはライオンが出没するらしく、
マサイ族の戦士たちは戦うそうだ。
、、、、ほんまかな?
ライオンと闘いながら生活する事が日本人の俺からしたら
まるで想像がつかない。
でも彼らは顔にある傷などを見せてきて
これがライオンと闘ってついた傷だ。って言ってきた。
ほんまかいな!
こんなに自慢してくるってことは、
彼らにとってライオンと闘い勝利することはかなりのステータスなのかもしれない。
次に火おこしを見せてくれた。
よく見る、木と木をこすって火を起こす方法だった。
シュルル、シュルル
シュシュ、シュルル
と、素早く木をこすると
あっという間に煙が上がった。
そして、誰か煙草持ってないか?といい、
ドリームさんが持っていた煙草に火を付けた。
すごいなマサイ。
日の出を見に連れてってくれた彼の腕に無数の根性焼きの様な物があった。
やはり、火を当てた跡らしい。
理由はよく分からなかった笑
ウェルカムダンス
村に来客者が来たということで
ウェルカムダンスというものを披露してくれた。
言葉を発しながら、
皆でぐるぐる回ったり、ジャンプしたり。
ん"ふぃ、う"っふぃというなんて言ってるか分からないリズムで回っていると、
呪文の様な言葉を唱える人。
なんちゃら、ライオン、
なんちゃら、アフリカって言うてるのは聞き取れた。
こういう民族のダンスを現地で生で見たのは初めてだった。
マサイ族とジャンプ対決!
ウェルカムダンスの後、ジャンプ比べをすることになった。
マサイ族といえば
驚異的な視力と、人間離れしたジャンプ力で有名だ。
そんな彼らとジャンプ対決をするとは。
本気なのか遊びなのか分からないぐらいの余裕な笑みで
軽々高く跳ぶ。
ビヨーンって感じ。
俺も跳んでみた。
結果は、、、、??
優勝してライオンの被り物をゲット、、、
と、言うのは冗談で、惨敗やった笑
しかもマサイ族は全然本気で跳んでくれなかった。
本気跳んでるのを見たいというと、
ここには女性がいないから本気で跳ばない。との事だった。
「そんなジャンプじゃお嫁さんもらえねーぞ」って言われる始末やった笑
一番高くジャンプする男が女性をゲットできるチャンスがあたえられるそうだ。
マサイ族の女性を捕まえることは俺には難しいようや笑