前回あらすじ
可愛い子ども達、擦れた子ども達
朝起きて、
宿の外に出たら子ども達がいっぱいおった。
もぉ〜可愛いすぎる笑
俺の前にいる子、たぶん女の子。
皆坊主やから、性別分かりづらいねんなぁ笑
誘拐しちゃいたいくらい可愛い。
この時に色んな子どもたちが寄ってきた。
初日に出会ったタカシもおって、石遊びを見せてくれた。相変わらずボロボロの服着てる。
その服着て何日目なんやろ。
ほかの子供達も寄ってきて、
ボールペンほしいって言ってきた。
なんか、勉強のためのボールペンっていうより
首にかけたりしてステータス的なもんな感じがした。
だから普通のボールペンより、何色もあるボールペンが人気のようやったし。
皆、可愛いから遊ぶねんけど
最後にマネー(をくれ)って言ってきたり、フットボール(をくれ)って言ってきたりして
さすがにひいたわ。
宿に戻って朝飯。
飯食った後はみんなでマーケットへ。
子どもたちもついてくる。
靴下買ってとか言うてくる。
なんか金あげるのも、物あげるのも
正直日本で育った俺らからしたら簡単やけど
それしたら、なんか彼らの心を奪うような気がして、、
まぁ俺があげんでも
欧米人の観光客とかはあげたりするやろうけど。
あんなに子どもたちが可愛く見えたのに
物乞いされたら
近づいてきても無視するくらいまでなってた。
可愛い可愛い言うてた子どもたちが
最後の最後にマネーと言ってくる姿
寂しそうな目で。
それ思いはじめたら近づいてくる子どもたちに
お前らもマネー目当てなんか?って疑っちゃう自分にも悲しくなる。
この感覚は、体験せなわからなさそう。
その点、タカシは他の子どもたちよりボロボロな服やったのに物乞いとかは一切せーへんかったから好きやったな。
アサレ塩湖へ
村を出る時、ずっとソックスが欲しい言うてた子どもがいて、車で出発する時まで付いてきて
仕方なく俺が履いてたソックス脱いで渡そうとしたら、それじゃない、新品のやつが良い。と言われた笑
そりゃそうやわな。
車は村を出発し、本日はエチオピアのウユニ塩湖とも言われるアサレ塩湖に向かいます。
見えない糸 ―物乞いの少年とキャリアウーマンの小さな奇跡の物語
- 作者: ローラ・シュロフ,Laura Schroff,アレックス・トレスニオウスキ,Alex Tresniowski,関美和
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2013/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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