内容紹介
20代は捨て。
今後の自分にプラスにならないと思ったものは、潔く捨てればいい。
捨てれば捨てるほど、視界と思考からノイズが取り除かれ、
本当にやりたいことが明らかになるからだ。
人生は余計なものを削ることで、自分らしさを取り戻していく。
捨てれば捨てるほど、集中力が高まり、本当の能力が引き出される。
著者について
四角大輔氏によって、書かれた本である。
彼は現在、ニュージーランドの湖畔と東京を拠点とし、大自然と都市空間を往来するノマドライフを送りながら、クリエイティブ、アウトドア、ニュージーランド関連企業のアドバイザーを務める。
レコード会社のアーティストプロデューサー時代に、7度のミリオンセールス、CD売上累計2千万枚を記録している。
断捨離できた
僕はこの本に出会うまでに様々な断捨離本や収納本、整理整頓のための本を読んできた。
だが、一度たりとも成功した事が無かった。
掃除の途中で思い出の品に夢中になったり、
使わないけど勿体無いから捨てられなかったりして結局、荷物の大移動が中途半端に行われただけだった。
根本的に考え方を変えなければならなかった。
この本は断捨離や整理整頓の本では無い。
モノは知らないうちに、少しずつ着実に空間を侵略していく。
大好きな物以外はすべてノイズだ。
視界のノイズはあなたの空間だけでなく、生活も、頭の中も複雑にしていく。
筆者はノイズという言葉を使って表現しているが、周りのノイズを無くそうとすれば自ずとシンプルな生き方になっていくという考えである。
ガラッと違う方向からの物事の捉え方を書かれていたりするので、行動する上でのアドバイスになった。
筆者の考えが50個書かれていて自己啓発本のようだが、ほかの自己啓発本とは少し違う考え方だったので心に響いた。
シンプルが一番の美
装飾はすればするほど"濁り"を生むが、シンプルさは、きわめればきわめるほど"美しさ"になる。人間も同じ。余分な飾りを捨て、産まれた頃の美しさを取り戻すことで、オリジナリティが際立つんだ。
「足せるものを、足すこと」よりも、「引けるものを、引くこと」を楽しもう。
そうすれば、物理的・精神的にずいぶん軽くなる。
この考え方は確かにそうだと思う。
ジャラジャラしてる服を着てる人より、
シンプルな服を自分の体型に合わせて着こなしてる人の方がかっこいい。
筆者はiPhoneにカバーを付けていない。
僕もiPhoneにカバーを付けない。
iPhoneの計算され尽くした形の美しさを
カバーで消す事が無いように。
僕の世界一周も共にしたiPhoneは今や傷だらけ。だが、その傷すらもカッコよく見えてくる。さすがiPhone。世界一周中何度も落としたけど画面は割れなかった。
でも、帰国して先輩と飲みに行って朝帰りした時、道路で落として割れた笑
カバーは大切なiPhoneを守るためになら付けていいかも。
まとめ
断捨離や、整理整頓ってできない人からしたらすごい難しい。
捨てる事って思い切りがいるし大変。
でも視点を少し変えて、周りの小さな事から始めてみると、少しずつシンプルな生き方になっていくと思います。
自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
- 作者: 四角大輔
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2012/07/12
- メディア: 単行本
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